話題の置き換えダイエットはメリットはあるのか
食事を低カロリーの食事に置き換える方法は、比較的シンプルな方法なのに効果が早く出ることから、近年、各種の雑誌やメディアで話題となっています。一度は耳にしたことがある方や挑戦してみようと思っている方は多いでしょう。このダイエット法が話題となるのは多くのメリットがあるからで、挑戦してみる価値はありそうです。
トレーニングよりも短期間で痩せやすい
ダイエットと聞くと、食事制限したり、ジムに通って一生懸命にトレーニングしたりと、きついイメージが付きまといます。
しかし食事を低カロリー食に換える方法は、痩せるということだけに焦点を当てると、トレーニングよりも食事のカロリーを落とす方が短期間で痩せることができます。
1kgの体脂肪を落とすには、ジョギングの場合フルマラソンを3回分と言われます。低カロリー食にすれば摂取カロリーが下がるので、体重の減少はすぐに表れるのです。
ただし、きれいなボディラインを作るには、筋肉量も必要ですので、運動やたんぱく質の摂取には気を付けたいところです。
スーパーでも簡単に手に入る低カロリー食材
食事に換えることができる低カロリーの食材は、身近なスーパーでも手に入れることができます。調理することを前提にすればキャベツ、寒天、コンニャクなどです。
調理しなくてもそのまま朝食などに利用できる食材は、バナナ、ヨーグルト、豆乳、リンゴなどです。
甘いフルーツは基本的には糖質を含みますが、スライスしてヨーグルトに合わせるなどアレンジしてみると意外に飽きません。
特にバナナは、1本100kcalと低カロリーでデトックス効果もあるのでダイエットには適した食材です。
栄養士やプロが開発した市販の低カロリー食品
低カロリー食品は栄養士やプロがダイエット目的で開発した食品で、満腹感があり腹持ちがいいことをアピールするものやおいしさをウリにするものもあります。
低カロリーなのは当然ですが、一杯○○カロリーと計算できることがメリットです。
美容にも効果があるよう工夫されています。また、ビタミンやミネラル、酵素等がバランスよく配合されたものも多いです。
タイプとしては、シェイクドリンクタイプ、スムージータイプ、酵素ドリンクタイプなどがあります。味に工夫がされたものも多く、同じ味で飽きてきた場合には種類を変えるなど工夫をして続けると効果があるでしょう。
習慣化に当たっての注意点
カロリーを制限してもビタミンやミネラルなどのバランスをとることに気を付けないと体調を崩す原因となりますので、低カロリー食はバランスの良い食品が好ましいです。
また、ヒトの体は摂取するカロリーが不足した場合、筋肉のタンパク質も分解してエネルギーとして使います。
そのため、極端に摂取カロリー量を減らした場合、体重が落ちると同時に筋肉量も落ちて、ボディラインが崩れやすくなります。これを防ぐには、適度な運動とたんぱく質をプロテインなどで補うことが有効です。